楽しいだけでは無くもっと元気に生活するために・・・

以下の予防接種を行っております。在庫確認が必要なため当日でもいいので事前にお電話を下さるようお願いいたします。但し要予約の予防接種については期日指定となることがあります。

認知症とは意識障害のない状態で、一度確立された知的機能が何らかの原因で障害され、記憶障害（物忘れ）や判断・思考力・一般情報処理能力の障害、情動・意欲・社会行動の障害が6か月以上持続すると定義されています。
認知症には記憶障害（物忘れ）が必須と考えられていましたが、前頭側頭型認知症や初期レビー小体型認知症のように記憶障害（物忘れ）を認めないことも多く、必須ではありません。
言語障害・知覚運動障害・社会的認知障害のうち1つ以上が障害され日常生活に支障が生じている状態にて診断されます。

鬱病は、慢性的に気分が憂うつになったり、何事に対してもやる気が出ない状態が長期間続く病気です。また生活上、職務上の機能が低下します。
鬱病には様々なタイプがありますが、基本的には、今まで出来ていたことが出来なくなるといった機能低下を伴います。記憶力の低下も起きます。身体症状を伴う鬱も多いため、体の症状に先に意識がいき、内科を受診しても原因が見当たらないときは鬱を疑うことも必要です。仕事や家事などを過剰に抱え込む状態となり、睡眠時間を長期にわたって削るなどの無理をして心身共に疲弊した結果起きる鬱もあります。また大きな精神的ショックを受けるようなエピソードをきっかけにして鬱が発症することもあります。

パニック障害では、パニック発作と呼ばれる症状が出現します。パニック発作では、突然、激しい動悸、脈拍が異常に多くなる、震えがくる、息苦しくなる、胸が苦しくなる等の発作がおこり、その状態では強い不安感・恐怖感に襲われます。パニック発作の症状は動悸・めまい・自分が自分ではなくなる感じなど典型的なものが多いですが、上記以外の症状でも、発作的に落ち着かなくなりその不安や身体の状態から思うように行動できなくなるものの、10分から30分ほどの一定時間で症状が収まる場合はパニック発作の可能性があります。ただてんかん発作や身体疾患に伴う発作の可能性もあるので専門的に見極める必要はあります。

誰しも不安が強くなってくると「何だか息苦しい」と感じることがあるかと思います。それがエスカレートし、息苦しさを自分でコントロールできなくなってしまうと「過呼吸」の状態になります。過呼吸が慢性的にくり返す状態を「過換気症候群」といいます。精神的なストレスをきっかけに発症し、パニック障害などに合併することも多い病気です。